彼女もまた、ツイッターで「死にたい」と漏らし、それに目をつけた複数の人間から接触を受けた。その一人に白石容疑者がいた。 逮捕前の白石被告。ツイッター上で「首吊り士」を名乗り、自殺願望を持つ女性と知り合い次々殺害していった ’17年11月1日、死体遺棄容疑で送検される白石被告。過去には風俗のスカウトマンをしていたこともある 事件現場となった神奈川県座間市のアパート 白石隆浩はツイッターを駆使していました。2017年3月からメインに使っていたのは「首吊り士」というアカウントネームでした。自殺したいという偽の情報を白石隆浩が流し、そのツイートに反応した自殺志願者をメインアカウントへ誘導するため、2017年9月からは、自殺願望をつぶやく「死にたい」というアカウントも開設しました。 殺人事件が起きた後には白石隆浩の高校の同級生のツイッターが一気に注目されました。ツイートを晒されたりマスコミが取材を申し込んだりと反響も大きく、偽のアカウントなども登場したほどです。白石隆浩と同じ塾に通う生徒の証言などもちらほら上がっていました。